「文章を書くのが好き」の意味
私は文章を書くのが好きだ。
と、思っていた。
だから、物書きになりたかったし、最近流行りのライターにもなりたいと思った。
しかし、考えてみたのだ。
所謂、自問自答だ。
本当に、「文章を書くのが好き」なのか。
恐らく答えはノーだ。
私はライターのように、他人に決められた題で文章を書くことは出来ない。
だってそんなのつまらない。
書きたいことを書かなきゃ意味がない。
だから単に「自分の思考を表現し、伝えること」が好きなのだ。
そして表現の仕方はわりとどうでもよくて、写真も好きだし、絵を描くことも好きだったりする。
ただ、自分の溢れ出んばかりの気持ちや考えを表現出来れば、または伝えることが出来れば、形はなんでもいいのだ。
こだわりがないというか、適当だ。
だから、ブログやTwitterは自分勝手に表現することが出来て楽しいのだと思う。
こんな楽しいことが仕事になればなあ、なんて甘ちゃんなことを考えたりもするが、そんな都合のいい話があるわけない。
というか、「文章を書くのが好き」と言う大概の人は、同じような感じなのではないか、とも思っている。
伝えたいことがあるから書きたくなるし、なければ別に書く必要もないだろうし。
発信したくて、主張したくて、文章で、絵で、写真で、表現する。
考えに考えた末、楽しいと思って続けているうちが華だなあと思った私だった。