女子トークの微妙な変化を楽しむ
「どんな人がタイプなのー?」
恋愛トークでよく女子たちの間で聞かれる言葉である。
私も昔はよく、「顔の濃い人!」とか「逆三角形の身長高い人!」とか「年下!」とか答えていた。
嘘じゃない、本当のことである。
当時はそんな男性に魅力を感じていた私である。
聞けば各々、様々な回答が返ってくるからついつい楽しくて聞いてしまう。
その手の話題は途端に盛り上がるし、「分かる~!」とか「え~まじでー?」とか反応も人の数だけあったりするから面白い。
まあ昔の、20歳前後の頃の話だ。
思えば最近、そんな女子トークしてないなあと感じる。
新しい職場で仲良くなった人としたっきりかなあ。
でも、30~40代にもなってくると「イケメン、若い子」とか「普通の人なら、、、」とか、そりゃあもう性格が表れるような返答がきたりする。
何だろう、夢とか希望とかトキメキとかが感じられない、というか。
理想が高い人もいれば、低い人もいれば、というか。
とにかく若い頃とは理想のタイプが変わったんだろうなあという人が多い。
かく言う私だって旦那と結婚して変わったのだけれど。
好きな人が理想のタイプ、ってやつである。
ただのノロケである。
女子トークも年代によって変わってくるのを実感する。
そんなお年頃。
理想と現実の間には大きな壁があることに気付き始める20代後半。
これから私たちの女子トークはどんな変化を遂げていくのか見物である。
いつまで「女子」と呼んでいいかも迷うけれど、女性は誰しも心は乙女のままなのだから、きっといくつになっても「女子」なのである。