絶望してもいいから生きてりゃいいことある
例えば、誰かに共感してもらいたいとか、参考にして欲しいとか、そういう気持ちはないのだけれど、こんな風に思うこともあるのだと、絶望して明日の見えない人とかに、伝えられたらいいなとは思う。
不登校気味で悩んでいた私。
うつになりどん底に沈んでいた私。
ギャンブル依存症で壊れていた私。
26年、たった26年生き抜くのにどれだけ絶望してきたのか分からないけど、何だか今は落ち着いているんだ。
「永遠の愛」や「無償の愛」なんて信じられなかった。
そんなものはクソ喰らえで、ずっと一人ぼっちだと思ってた。
でも今はそれを信じられる。
それだけが私を救ってくれる。
腕も切ったし焼いたし、大量服薬もした。
それでも支えてくれる人がいた。
声を掛けてくれる人がいた。
煩わしいと思った。
誰も私の気持ちなんか理解してくれないくせに。
分かったようなことばっかり言いやがって。
それでも、傍にいてくれる人がいた。
長らく気付かなかったけど、私は一人ぼっちじゃなかった。
理解してなかったのは私の方だっただけ。
私の味方はちゃんといた。
こんなでも生きてる。
苦しい26年だったけど、どうにか生きてる。
死ななくてよかったって、今は思ってる。
だから、絶望してる人。
絶望してもいいから生きてみて欲しい。
誰かに出会いって、「ああ、生きててよかった」って思える日まで、ちょっとだけ頑張ってみてほしい。
じゃないともったいないと思うんだ。
沢山泣いた分だけ、幸せになれるチャンスがあるんだ。
傷ついて、絶望して、涙が枯れるまで泣いて、そんなことができる人はとても優しい人だから。きっと優しい誰かに出会って、幸せになれると思うんだ。
大丈夫。生きてれば、誰かがあなたを見つけてくれる。
嫌いな自分を好きだって言ってくれる誰かに出会ったら、人生薔薇色だ。