そのおなかを触りたい病
忙しいお盆だった。
私の実家に1泊、くろさんの実家に2泊、再び私の実家に1泊、と自宅にいないお盆になった。
くろさんの方の実家は本家だから沢山親戚の人たちが訪れて、お墓参りの後から食べたり飲んだりを夕方まで繰り返した。豪華なオードブルとビール三昧にお腹がパンパンになったり、片付けを手伝ったり、お酌をして回ったり。普通のことなのかもしれないけどお盆をちゃんとやってこなかった私には新鮮であり、大人の世界って大変なんだなあとしみじみ思ったりした。
そして改めて実感するである。
自分の実家というものの居心地の良さを。
母が何でもしてくれるし、私に手伝うことを強要しないし、話す内容や言葉遣いに注意したり、タバコを吸うことを制限されたりもしない。
本当に実家は天国だと思うのである。高校を卒業してから一人暮らしをし始めた身なので一人の気楽さも理解している。しかし、身の周りのことを全てやったもらえる楽さはやはり実家ならではの良さがある。
結婚して、くろさんの実家も恐らく「私のもう一つの実家」のような位置づけになるのだろうけど、「本物の実家」とは全然違うなあと感じてしまう私である。
どちらも大切な場所に違いはないのだけど、自分の生まれ育ったところはやはり格別なのだった。
そんなこんなで忙しく過ごしていた為、ブログが弄れなくて欲求不満気味だ。
くろさんとも二人でいちゃいちゃできなくて、そういう意味でも欲求不満気味だ。
やっと自宅に帰ってやりたいことをやれるようになって正直嬉しい。
どんなに楽しく充実した日々を過ごしているつもりでも、自分の時間とくろさんと二人きりの時間がないと落ち着かないのである。
今日はお盆の疲れを全力で癒したいと思う。