ギャンブル依存症女が一か月パチ禁できた理由と考察
パチンコ・パチスロ禁生活が一か月ほど経ったので、なんで辞められてるのか書いてみる。
- 環境の変化
- 周囲にいる人の変化
- お金の使い道の変化
- 対処法の変化
以下、自分考察。
1.環境の変化
地方都市から田舎の実家に引っ越した。
田舎もなかなかパチンコ屋は多いのだけど、近所付き合いとか知ってる人に目撃されるリスクがものすごく高いので足が遠いた。
2.周囲にいる人の変化
実は一人暮らしをしていたとき男友達を部屋に住まわせていたんですよね。
付き合ってもいない異性と半同棲まがいのことをしているなんて本当に今考えると頭のおかしいことをしていたなあと思う。
で、その人がパチンコ・パチスロをすごくやる人だった。
私はその人に連れてってもらったのがきっかけでギャンブルに手を出してしまったわけなんですけど。
1年半くらいずっとその人とギャンブルして遊んで一緒に帰ってきて、って自堕落な生活をしていた。結果、多額の借金を背負うことになるんだけど、そのときはそれが楽しくて仕方なかったなあ。
しかも私には恋愛感情まであったわけですよ。難儀なもんです。
今現在、自分ひとりでは生活できなくなって実家に帰ってきて周りには家族がいて、ギャンブルなんて一つもやらない彼氏ができて、自分がつまらないことに時間とお金を使ってたんだなあって思うようになった。
みんなが美味しいものを食べたり旅行に行って遊んでるときに、私は莫大なお金を吸い込まれるゲームに夢中になって、躍起になってやっている。
それが自分の楽しみだから、好きなことだからって言える人ならいいのかもしれないけど、私の場合はやればやるほど後悔していくのにやめられなくて、大負けした日はODまでするようになったからもうダメだったんだ。
それでも一緒にいる人がパチンコ屋に行くってなると、私も行きたい!ってなってたからたちが悪い。
今のところその人と離れたから、ギャンブルしたいって気持ちも薄れたんだなあって思ってる。
3.お金の使い道の変化
2で大分書いてしまったけど、今は家族や彼氏と遊ぶのが一番楽しいと感じるので、ギャンブルでなくなるお金が勿体ないと思うようになった。
服とかアクセサリーとかバッグとか化粧品とか、わりと欲しいものもいっぱいあるし。
ギャンブル依存になる前はそんなことに真っ当にお金を使っていたはずなんですけどね。
最近その感覚が戻ってきてるなあとは感じるけど。
4.対処法の変化
これまだ実践できてないんだけど、もしパチンコ屋に足を踏み入れてしまったら、180度体の向きを回転させてダッシュで逃げるっていうのがいいらしいよ。
結局ギャンブル依存の人ってやっちゃダメなのにやっちゃうっていう、理性が働いてない状態なんだよね。
脳の話をすると理性を司ってる前頭前野が働いてなくて、本能を司ってる大脳辺縁系が活性化している状態。
それを今度は理性の方もちゃんと働かせてあげるために、パチンコ屋に行きたい気分だったら、意識してパチンコ屋の前を通らないようにするとか、入っちゃったらダッシュで出口に向かうとか自分にそういう決まりをつけると、犬の躾みたいにちゃんとそういうのができるようになってくらしいよ。
つまり行動の癖を付け治してあげるんだよね、自分自身に。
何かの記事で読んだやつの受け売りだけど。
だから私は逃げます。ダッシュで逃げ去ります。
ちなみに反省文とか口約束は絶対効果ないのでオススメしません。
以上、パチ禁一か月の報告と考察でした。
同じようにギャンブル依存に苦しんでる方、そのご家族の方の参考になれば幸いです。